目次
あらすじ
大好きな彼女・パムの両親に会いに、彼女の実家に向かったグレッグ。そこで、プロポーズを考えていた。パムの家族に気に入られようと必死に頑張るが、もがけばもがく程、荒波が立ってしまう。特に、パムの大好きな父親・ジャックに許可を得ねばならないとあれこれ試みるが、ジャックには愛想をつかれてしまう。果たして、グレッグは彼女の家族を味方に付ける事が出来るのか!?
ストーリー展開
看護師をしているグレッグ・フォッカーは、看護師をしている優しい男性です。恋人のパムを大切にしていて、なんとか家族に気に入られようとします。一番気に入られたいと思う父親とはそりが合いません。
なんと父親のジャックの秘密は、元CIAだった事。抜け目ない彼の態度に歯が立ちません。一方グレッグは、ジャックの大切な猫を逃がしてしまったり、火事を起こそうとしてしまったり、ジャックの母の位牌の瓶を割ってしまったりと、目が離せません。
どれも分かりやすい笑いでいっぱいです。お互いを単純に毛嫌いして皮肉を言い合ったり、嫌がらせをする様な事ではなく、大切な人の為になんとか和解しようとする気持ちが見え隠れして、愛らしいです。誰が観ても面白いですが、特に娘さんを持つお父さんに観て欲しいです。また、結婚を控えた方も、より親近感がわくかもしれません。
コメディ映画最高興行収入達成
コメディ映画で世界最高の興行収入を記録しました。いかにこの作品が世界的に愛されたかが一目瞭然です。
コメディの達人:ベン・スティラー
コメディと言えばこの人!父、ジェリー・スティラーや、母、アン・メイラーは、どちらもコメディ俳優です。姉のエイミーも女優であり、列記とした俳優一家で育った彼は、昔から表現が得意だったのでしょうね。
こっけいな演技もシリアスな表情もこなす彼は、『ナイトミュージアム』や『ズーランダー』等、数多くの作品に出演しています。
演技界のドン:ロバート・デニーロ
強面で、紳士的な父・ジャックをロバート・デニーロが演じます。シリアスな演技も得意な名俳優が、コメディになると、こうも表情を変えて表現するのかと、見応えがあります。残念がっている表情、こっそり怪しんでいる表情は、奥行きがあり、目一つで語る事の出来る素晴らしい俳優だと感じさせられます。
誠実な俳優:オーウェン・ウィルソン
二枚目俳優を演じる事も多いですが、コメディ映画にも数多く出演し、ベン・スティラーとは他の作品でも共演しています。一見軽そうに見えるが、真面目で誠実な性格だそうで、作中のキャラクターとも類似していますね。
『オースティン・パワーズ』のジェイ・ローチ監督
コミカルにストーリーを進めて行きながら、きちんと序盤に出て来た内容が後半に繋がっていて、ストーリー構成がしっかりとしています。それもそのはず、『オースティン・パワーズ』で一躍有名となったジェイ・ローチ監督が撮っています。『オースティン・パワーズ』は、キャラクターの強烈な個性が前面に出ていますが、『ミート・ザ・ペアレンツ』も、個々が魅力的なキャラクターばかりです。
ミート・ザ・ペアレンツ2
クレッグとジャックは、一体どうなるの!?こう願った観客も多く、すぐに2が発表されました。面白い事に、1は原題を『Meet the parents』としていましたが、2は、『Meet the Fockers』になっています。単純にMeet the parents 2 ではなく、更にお互いを嫌い合っている事が強調されていますね。
2では、更に場所を移して、お互いの個性をぶつけ合います。嬉しい事に、クレッグとパムには赤ちゃんが生まれ、ジャックはおじいちゃんになります。そこで、自ら手掛けた授乳器を胸に下げ、授乳するシーンが面白いです。さすが元CIA。手が込んでいます。
また、ダスティン・ホフマンがグレッグの父として出演!更に豪華さを増しますね。
1の方が面白かったと囁かれる事が多いシリーズものですが、2の方が迫力があり、更に笑いの要素が増えていた!という感想が多く、興味深いです。
まとめ
ロバート・デニーロのぶつかり合い、だまし合いが、ほほえましいこの映画。是非2まで観て欲しいです。賛同は出来ないけど、ユーモアあふれるキャラクターをきっと好きになるはず。