ヒューマン

マット・デイモン Part .2

アジャスメント 原題:The Adjustment Bureau

2011年製作
監督 ジョージ・ノルフィ

story

ニューヨーク出身のデビットは上院議員候補として日々選挙運動で忙しい日々を送っていた・・・
ある日、バレリーナのエリースと運命的に出会い、一目ぼれしてしまう・・・
運命を逸脱しないよう世の中を監視している「アジャストメント・ビューロー(運命捜査局)」に拉致されてしまう。
同局は、本来なら出会う運命にはないデビッドとエリースを引き離し、決められて人生を歩ませる・・・
しかしデビットは、エリースを諦め切れなく、運命にあらがう決断をする・・・

keyword

生きる為に・・・
幸せを求めるなら・・・諦めない

見どころ

本作は「ブレードランナー」「マイノリティ・リポート」のフィリック・K・ディックによる原作小説を、
映画化したSFサスペンスアクションと映画.com記されていますが、私は敢えてファンタジー・ヒューマン映画としたい。
ベルリン・天使の詩はベルリンを舞台にした天使が恋をして人間に成りたいと願う作品の様に感じるからです
サイエンス・フィククションでは無いと思ういます。
運命を監視する「アジャストメント・ビューロー(運命捜査局)」はファンタジーで、
お互いのやりたい事追求していく事や、恋愛は日々生きて行くなかで起きる幸せな出来事で、ヒューマン
そんな物語だと思います。欧米のキリスト教圏の人々は、我々日本人とは違い神に見守られて日々生活していると思うので
天使・・・悪魔・・・と言う考え方があるのでこの様は物語は心に残る物語と捕らえているかも知れません?
私の希望はファンタジー・ヒューマン映画として鑑賞して貰いたいと思います。
しかし人それぞれの考え方あるので・・・

エリジュウム 原題:Elysium

2013年製作
監督 ニール・ブロムカンプ

story

2154年、人類は大気汚染や人口爆発により生活環境が悪化した地球から離れ、スペースコロニー「エリジウム」に暮らす富裕層と、荒廃した地球に取り残された貧困層とに二分化されていた。
退廃した地球の施設で育ったマックは、優れた高級車泥棒に成るが、服役を機に人生をやり直す為、労働者として日々働くが工場での事故により余命5日と宣告されてしまう・・・
エリジウムにはどんな病気でも治すことができる特殊な装置があることを知り、厳しい移民法で出入りが制限されているエリジウムへ潜入を試みる・・・

keyword

サバイバル・・・生きる為、誰かを守る為
移民問題・・・
エリジウム・・・ギリシャ神話におけるエリジウムとは、有徳の英雄たちが幸せに暮らす極楽浄土を意味します

見どころ

本作は、近年欧米で問題に成っている移民問題をベースに、地球と衛生上のコロニーに富裕層が暮らし貧富の差が生まれ
生死にも関わる事を題材にした作品です。
現在、温暖化や人口爆発や様々な問題が地球上で起きていて、近い将来起き得る事なのかもしてれないと思わせる作品です
人は生まれ育った環境で人生が左右されると、”親ガチャ”などと言う言葉ある様ですが、私は日本人に生まれ、先日父が亡くなった際は、今更ですが改めて感謝の気持ちが生まれた物です。
皆さんもそんな思いを心の片隅に置いて観てもらいたい作品です。
ですが単純にSF・サスペンス・アクションとしても現実感の有る、エンターテイメント作品です。

オデッセイ 原題:The Martian

2015年製作
監督 リドリー・スコット
原作 アンディ・ウィアー

story

火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれてしまった5人の宇宙飛行士・・・
緊急事態を脱するため、ミッションを中断し脱出を試みるが、最後尾で探査船に向かうマーク・ワトニーは、飛んで来た破片に巻き込まれ飛ばされてしまう、生命維持装置のシグナルで死亡したと推測され、ワトニーは1人火星に残されるが・・・
奇跡的に死を免れていたワトニーは、酸素は少なく、水も通信手段も無い、食料も残りわずかな絶望的環境で、
4年後の探査船が火星にやってくるまで生きのびる為、あらゆる手段を尽くしていく・・・

keyword

真のサバイバル・・・知り得る限りの科学を駆使し過酷な火星で生き延びる
オデッセイ・・・長い冒険旅行
原題:The Martian・・・火星の人

見どころ

本作は、火星にひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバルを、アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」を映画化した物語です。
本作はまさしくリアル・サイエンス・フィクションと言えるでしょう。
先日、日本の民間企業が月に探査船を着陸を試み、残念なことに失敗しましたが、実際に今後有人火星探査が計画されておりJAXAの宇宙飛行士採用試験の結果2名が選ばれ将来火星探査ミッションに参加する可能性があると、報道もありました。
本作はまさに近未来の物語で、緻密な科学描写とともに描かれている、非常に興味深い作品です。
主人公マーク・ワトニーは、いかに人間性を失わず、地球帰還への希望をもって、過酷な環境を乗り越えていくシーンを
自分が同じ立場になったらと・・・想像しながら鑑賞して観てください。
他の見どころと言うか聴きどころは、’80年代のディスコミュージック、アバなど・・・最高!
私はデビットボーイのスターマンがほぼフルコーラスで流れる場面がシビレます。

ダウンサイズ 原題:Downsizing

2017年製作
監督 アレクサンダー・ペイン

story

ノルウェーの科学者によって人間の身体を縮小する方法が発見され、身長180センチなら13センチにまで小さくなることが可能になった。人口増加による環境、食料問題を解決する「人類縮小200年計画」が立ち上がり、一度小さくなれば二度と戻ることはできないが、それでも各国で小さくなること(ダウンサイズ)を選ぶ人々が徐々に増えていく。アメリカのネブラスカ州オマハでストレスフルな生活を送る、どこにでもいる平凡な男ポール・サフラネックは、少しの蓄えでも裕福で幸せな生活が遅れるという縮小された世界に希望を抱き、ダウンサイズを決意。しかし、土壇場で妻のオードリーが逃げ出してしまう。ポールは縮小された人間たちの世界で、ひとり寂しい生活を送ることになり、自暴自棄になるのだが・・・(引用)

keyword

人口増加による環境破壊・・・
食料問題を解決する・・・
精一杯生きるぬく・・・

見どころ

本作はの前半は、ファンタジー要素とコミカルな要素が描かれています。人がダウンサイズする場面では、ワルツ調の
音楽が流れダウンサイズした社会をコミカルに描いて行くのかと思いきや、主人公が妻に裏切られ一人ぼっちで暮らし
自暴自棄に成って行くくらいから、現代社会の縮図を表現していきます。
小さく成ることで貨幣価値が100分の1になり、みんなが幸せに暮らせると思いきや、社会構造のシステムを担うのは
小さく成っても移民や貧困層が担う現実や様々な社会問題が解決されないまま、サイズだけが小さくなった社会を
問題意識を持って、表現していきます。
原爆を開発したオッペンハイマーの様に、政治犯として社会活動化が、刑罰ということでダウンサイズされた事を
科学者が自分の発明を後悔の念に駆られたり、温暖化の影響で氷が溶け過去のメタンガスが噴出し異常気象になり
人類存亡の危機が起こったり、今、まさに起こっている社会問題改めて考えてみるキッカケになる作品です。
どんな激しい試練が待ち構えてたとしても、それでも人は精一杯生きていかなければならないと思って貰えたら
幸いです・・・・・・・

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